アパートや中古の家を上手に雰囲気を変えたいけどお金を節約したい時初心者でもできる古い和室をお洒落な洋風壁紙へ張替え大変身DIYをしていきましょう。
壁紙を変える前に必要なこと その1
こちらの写真は今回私たちが行ったリビングの壁紙リフォーム。初めてですがなかなか出来栄えがよくできたと思いますがいかがでしょうか?
ただもし持ち家ではない場合、賃貸などでも壁紙を替えてよいかどうか、事前に確認が必要です。そうでないと修繕費等引っ越しをする前に元に戻すようにと条件があるため、こういった取り決めは必ず確認します。
壁紙張替え費用は安くない
壁紙の張替えを専門の職人が行うと安くはありません。
例えば
- 6帖 シンプルな壁紙 約30,000円〜
- 6帖 お洒落なデザイン壁紙 約50,000円〜
賃貸部屋によっては自由に変更してよいところも増えてきたので、DIY好きならそういった部屋を探すのも楽しいでしょう。
ちなみに・・・今まで(過去)の和室はこういう感じでした。
また3.11後から壁もズレが入ったのか割れが入ったりなどしていたので今回思い切ってみました。
もうこの寂しい雰囲気を一転させるべく、壁紙のDIYから始めてみたのです。
壁紙の寸法を確認
部屋の大きさによって必要な壁紙の長さも異なります。はじめに部屋の寸法をおおよそでも良いので測っておくと無駄がありません。
壁紙だけにするのかモールドをつけるのか
壁紙を壁いっぱいにするのか、下3割程度をモールディングをして雰囲気を変えるのかなど方法は色々あります。(もちろんクロスいっぱいにする方法でもありです。)
リビングの壁全体イメージ作り
壁紙をただ貼ればいいという方法でもよいですが、全体イメージも作っておきます。
エレガントな壁紙選び
今回は長年住んでいて飽きていた土壁風の壁紙を西部劇などでもあるようなちょっと古い落ち着いたヨーロピアン壁風に大変身させていきます。
必要(あると便利)な道具
- 壁紙
- よく切れるカッター
- バール
- なでバケ(壁紙を張る際に空気が入らないように軽く撫でる)
- 竹べら(竹でなくてもOK)
- 地ベラ(壁紙を押さえながらカッターで切る)
- ジョイントローラー(壁紙と壁紙のつなぎ目が剥がれないようにコロコロ)
- 壁紙用のボンド
- ローラー
- ボンドを入れる容器(トレーなど)
- マスキングテープ
- メジャー(巻き尺)
- 鉛筆
- 布巾(ふきん)
- スポンジ
- 脚立
- ゴーグル
- マスク
モールディングの装飾を作る場合
- モールディング用の板(部屋の寸法と大よその枚数を多めに用意しておくと安心です。)
- モールディング用のペンキ
- 化粧釘 など
壁紙選び方のポイントとは?
ウォールペーパー(壁紙)はデザインを選ぶだけではなく裏側選びも大事です。
- 貼り付けた後でもはがせる壁紙
- のりが付いた壁紙
- 何もついていない壁紙
古い和室やリビングなどの壁紙を剥がす前に その2
築20年以上など古い建物でもそうでなくても、塵が空気中に舞います。よって事前にゴーグルやマスクをしておくと体のためにもよいです。
特に子供と一緒に壁紙張替えなどを行う時は絶対こういったものは装着しておくと健康被害などの問題も予防できます。
壁紙選びのランキング
- シンプルなデザイン壁紙・・・初心者向け
- 小さな模様のあるデザイン壁紙・・・中級者向け
- パターンのあるデザイン壁紙・・・やや上級者向け
ダマスク柄やデザイン(柄物)壁紙の注意点
壁紙により、1枚目を張った後2枚目を合わせる際、ただ続けて同じ柄が出るタイプなら問題は無いのですが、ダマスク柄のようにパターンのある壁紙を選ぶと少々ずらして模様が合うようにウォールペーパーを貼る必要があります。
部屋のドア、窓が少ないようが楽に無駄なく貼れる
ダマスク柄の欠点は先程も書いたように、壁紙のデザインが合うように左右のパターン合わせる必要があるため、ドアや窓枠が多くあると無駄が出やるくなるため、上手に半端となった壁紙を有効活用することも必要かと思います。
壁紙が余った時の有効活用
どうしても余ったという時は、工作をして何か別の小物を作る際に活用することもできます。捨てるのはもったいないので次回補修をする際などでも使えます。
壁紙を張る方法2種類
壁紙の張り方も色々ですので、どういうやり方が自分に合っているのかまず決めることです。
すでにある壁紙の上から張り付けるか
古い壁紙を取り除いて、張り付けるか
古い壁紙を取ったらガタガタ、ボロボロ平ではない時
クロスを張る前に下地を塗ってから行うと、キレイに滑らかに壁紙を張り替えることができやすくなります。
古い和室のキラキラした土壁のような壁の場合、劣化してくると触るとボロボロ壁が落ちてきますので、そういった場合などに下地があるとよいでしょう。
(もちろん中古住宅を買っている人であればこういった作業ができますが、賃貸の場合は家主に壁紙張替えをしてよいものか要確認)
コンセント等のスイッチ枠を取る
壁紙を上手に設置するにはコンセントなどの枠を取り外すことをお忘れなく。
マスキングテープを付けると賃貸でも安心感が違う
賃貸部屋だとマスキングテープを既にある壁に50cmくらいの間隔で縦に貼り付けてその上から両面テープで壁紙を貼り付けていくなど方法もありますが、この場合でも張る前に壁紙のデザインがある場合は模様がずれないように測って確認しておくと失敗を予防できます。
今回は古い壁紙を剥がして新たにウォールペーパーを張っていく方法を取っていきました。
糊なし壁紙
自分のやりやすい方法で壁紙の糊をつけていきます。
- 採寸をした壁紙にのりを付ける方法
- 壁に直接のりを付けて壁紙を張っていく方法
長さを取った壁紙の裏側に糊を付ける方法から始めたのですが、初めてのため、モタモタしていた分スタンバイをしていた糊付き壁紙をZの形にふんわり置いておいたのですが、時間が経ちすぎると糊が固まってしまうので注意が必要です。
今回2人共壁紙貼り付け作業の流れが掴めていない、慣れていないということで、壁に糊を付ける方法で壁紙を取り付けることに変更。
※できれば2人で行うと比較的早く終わります。
地ベラで天井も窓枠などの壁紙切断もしっかり押さえる
地ベラは非常に便利です。
カッターだけでウォールペーパーをカットしようとすると曲がります。【地ベラ】を角に当てカッターで余分な箇所を切るだけ。
壁紙の糊はまんべんなく塗る
糊が乾いた後に、剥がれることがないように四隅からしっかりと全体に糊を伸ばしておくことは大切です。
部屋の角も優しく折り目を付ける
角など端の壁紙を張る時は注意しましょう。というのは糊が付いた状態でもそうでなくても壁紙を破いてしまう、傷つけてしまう原因になるため、丁寧に行うことです。
壁紙のつなぎ目をジョイントローラーで
ジョイントローラーも大事な道具の1つです。乾く前に壁紙通しの若干のズレも浮きも無くすように丁寧にコロコロしていきましょう。この作業を行うことでつなぎ目もいい感じに馴染んでいきます。
ジョイントローラーよりも安いローラー?
ジョイントローラーは壁紙張りでしかDIYで活躍しなさそう。そういう時は、よくホームセンターで売っているキャスターなどを代用することもできます。(使ってみましたが問題なくキレイにコロコロできました。)
キャスターなら、後々タイヤとなってくれるため活用できますしね。
自作モールドでより高級感アップ
方法は色々ありますが、今回は余って板をスライスして薄くした板を何十枚も作り、
やすりやサンダーで表面を磨き、その後茶色でペイントをし乾かしたものを壁の下側にボンドや釘で固定をしていきました。
我が家は犬がいるため、モールドを白にせず茶の落ち着いた雰囲気に仕上げました。
愛犬が私の作業を監督中 笑
初心者でもプロと同じ道具を使えば見事に美しく壁紙を張ることができるのでぜひお試しあれ。